2013年4月9日火曜日

2005年〜2010年のドラムンベース PT.1 2005年編

 最初に断っておきますが、かなり主観が強いので、間違ってる間違ってないは勘弁してくださいw

 僕が一番ドラムンベースを集中的にやった時代のドラムンベースを振り返りたいと思います。個人的な意見ですけど、ドラムンベース自体この時代から全然成長していない気がしてならないし。。


 勿論同時期にドラムンベースクラシックも一通り掘っていて、2000年からのミドルスクールのドラムンベースも掘ってみたいな流れっす。その中でも2005年からちょうど僕がRubikからデビューするまでの2010年は、所謂ミドルスクールの流れから一周してニュースクールっていわれるディープなドラムンベースや、地味なメローなドラムンベースに回帰した面白かった時代。
 
 簡単に振り返ると2005年からMakotoさんがGolden Girlを出して、同時期からNu:toneやらLogistics,CommixなどのHospital Crewや、マーカスのSoul:rクルーがいいリリースを続けて、Alix PerezやRandom Movementがそれ解釈しながらFabioのCreative SourseとかHorizonsからダウナーな新しいヒップホップ、ソウル、ジャズインスピレーションの形のドラムンベースをリリースして、そこからCommixが2007年にTalk to FrankをMetalheadzから出して一気に新しい流れを作って、それらの流れに影響受けた今で言うシーンを引率しているIcicleやSpectraSoulやらShogunクルーが出て来て、AlixやRamdom movementが作ったメローな路線もLenzmanというアーティストと共に同時期に台頭してきた時代。

 あとそういった流れと同時進行でED RUSHやらOPTICALやRAM、HARDWAREなどに影響をうけた、BreakやSurvivalなども新しい流れを作っていました。あとは2005年以前から2008年ぐらいまでのBassbinとかのBreakageの流れもやばかった。


 この新しい才能達が本当にドラムンベースを食い尽くして、やり尽くしてしまったのでほんと罪なやつらっす。D-Birdgeももちろん当時新しかったし、一番クオリティー高かったと思いますけど、自身のautonomicサウンドを打ち出すまでは結構時代に沿ったことをやってました。

 まあ5年もあるので、様々な流れがあるので一概にどれが王道の流れかって言えないですけど、僕の解釈で一番あつい流れは上記の流れじゃないかな〜って思うっす。というか僕の趣味です。

 あとこの時代多分日本で一番詳しいんじゃないかな〜って自分で思うぐらい掘ってたのもありますw UKのラジオ聞きまくって、レコードプロモから買いあさったり、めっちゃ好きなやつは無駄に3枚ぐらい買ったり。。ドラムンベースだけで月何万もレコード代に消えていってたな。。当時大学生だったし、レコード代出すだけでめっちゃ生活きつかった。。でも出費が自然なくらい相当エキサイティングな時代だったっす。まあ、僕の音を聞けば一目瞭然ですけど。。

 日本で言うと2003年から2008年までべろさんとかがはじめたZeroっていうパーティーがあつくて、Commixやらマーカスなどを日本に呼びながらミドルスクールからニュースクールまでの流れを作っていて、そこから僕が時代にそったニュースクールのドラムンベースを日本で紹介したくて2007年ぐらいからNEONっていうパーティーを初めて、Lenzman、Icicle、SpectraSoulとか日本に呼んで…みたいな。。まあ、ZeroとNeonじゃ全然規模もやっていたことも、相手にしていた層も違うし、レベルが雲泥の差があるので、一緒の流れにしたらかなり失礼な感じになっちゃうんですけどね。。まじ関係者の人すいません。。

 前置き長くなりましたが、何曲かこれから年代に沿って紹介していきたいと思います。あと当時はまだDUBの意識がかなりつよくて、それにリリースまでそこから一年!みたいなドラムンベースルールも存分に適用されていた時代なので、自分でも「あれ、このリリースこの年だったっけ。。。」みたいな音的に年代が前後とびまくってる感じがします。あくまでもリリースの年代順に紹介しますが、ちょっと音の流れ的に違和感があるのはそのせいだったりするのでそこはご了承下さい。。

ここからは淡々と曲を貼っていきます。
2005年はミドルスクール色が強いというか、というか年代的にミドルスクールっす。。2000年からの流れを感じざる得ないです。
以下僕の趣味。


Break - No Destiny (2005) Commercial Sucide



dBridge Vs Commix - Providence (2005) Exit



なんてかっこいいんだ。。。。。。。。。。。。。
続けよう。。

Artificial Intelligence - The Big Picture (2005)



AIは2004年にUprisingって曲をVからベースの可能性っていうのをシーンに再認識させた曲を出しました。その延長上にあった曲っす。

SKC - Off Guard (2005) Commercial Sucide



Martyn - Get Down (2005) Revolver

Soul:rのサブレーベルから出たMartynの多分デビュー作。これでたときマジで衝撃的だったな〜。ちなみにMartynは今houseとかtechnoの分野で有名ですけど、ドラムンベース出身なんですよね。また次回紹介しますけど、2006年にすごいリリースをしてオランダからアメリカに引っ越したのを境にドラムンベースにみきりをつけてしまうんです。

Konflict - Messiah (2005) Hardware


説明不要のMessiah。というかこれってリリース2005年なんすね。もっと古いかと思ってた。裏面の方が好きだったりした。

tc1 & stress level - lost in music (2005) リッキッドV



かっこいい…。。


全ては勿論紹介できないけど、他にもめっちゃいいリリースあります。
というか今色々探してるけど、2007年マジでやばいな。nutoneのmissing linkとか淡い記憶が蘇った。。早く2007年書きたいけど、次回は2006年編書きます。


H






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